ポルトガル2部挑戦のカズ「パンダじゃなきゃ誰も来ない」「それも自分の役割」松岡修造氏との対談で思い明かす

 ポルトガル2部オリベイレンセへの移籍で基本合意している横浜FCのFW三浦知良(55)が30日、テレビ朝日系「報道ステーション」でスポーツキャスターの松岡修造氏(55)と対談。「まだうまくなれるんじゃないか。チャンスがある限り戦いたい」と新天地への意気込みを語った。

 横浜FCのオーナーからオリベイレンセで「プレーしてください」と打診された時は、「最初冗談…クラブを見に行って欲しいということかな」と思ったという。それでも最終的に「とにかくサッカーをやりたいという情熱と、まだまだ自分でも役に立てるんじゃないか」という思いで決断した。

 松岡氏から「ある意味、客寄せパンダ的なと感覚というふうに捉えている人もいるかもしれない」と問われると、「パンダだから人を寄せられる。パンダでいいんじゃないですか。パンダじゃなきゃ誰も来ないということですよ。それだけの価値だということで」と返答。「僕は10代のときと同じ準備であそこに行っているんですよ。だから客寄せパンダだとは自分では思っていない。そう思われることも嫌じゃない。それも自分の役割だと思っていますから」と続けた。

 日本フットボールリーグ(JFL)の鈴鹿ポイントゲッターズでプレーした昨季を「僕が行くところ、行くところ人が集まってくれる」と述懐。「僕はサッカーボールとサッカーシューズがないとポンコツですから。チャンスがある限り戦いたい」と前を向いた。

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