スペイン代表新監督 W杯での課題に言及 ベテランDFの代表復帰可能性も否定せず
サッカーのスペイン代表新監督に就任したデラフエンテ氏(61)が、1日までにスペインの人気テレビ番組「エル・オルミゲーロ」に出演し、カタールW杯を振り返るとともに今後のチーム方針について話した。スペイン紙のマルカ、エル・ムンド・デポルティボなどが報じている。
2大会連続16強で敗退したカタールW杯について、同監督は「失敗という言葉は好きではない。W杯などの大きな大会に勝つのは難しく、対戦相手にも勝つ権利がある」と述べつつ「プレーの最後の部分、チャンスの場面でミスがあった。我々(監督)は、いつでも一番の責任者。だが選手も何か言うべきところがある」と、決定機で得点を決め切れなかったことを問題視した。
今後のチーム構成、選手選考については「すべてのスペイン人選手を対象とする。その後、各ポジションで7、8人の計70~80人を選び、さらに人数を減らして行く」と説明。さらに、元スペイン代表DFセルヒオラモス(36)=PSG=の代表復帰について問われると「他のベテラン選手と同じように代表チームへ来る可能性がある」とした。