日本サッカー協会専務理事の宮本恒靖氏「絶えずサッカーに目を向けてもらえる状態に」抱負語る

 2月1日付で日本サッカー協会(JFA)の専務理事に就任した元日本代表DF宮本恒靖氏(46)が6日、都内で取材に応じ、「仕事量も多く自分自身も鍛えられる。自分が今思っている課題に取り組んでいきたい」と抱負を語った。

 宮本氏は選手としてG大阪、神戸などで活躍。海外でのプレーも経験し、日本代表としても2度のW杯へ出場した。引退後は国際サッカー連盟(FIFA)が運営する大学院「FIFAマスター」でスポーツ関連の法律や経営論を学び、18年からはG大阪監督も務め、22年に協会理事に就任していた。

 「ベースはサッカーが大きくなっていく、そこに対して自分が貢献していきたいというのがある」と宮本氏。コミュニケーション力と発信力を課題のひとつとし「絶えずサッカーに目を向けてもらえる状態にしたい」と話した。

 その中で自身のインスタグラムを1日に開設。専務理事としての仕事やプライベートな発信も行っていく。さまざまな経験を積んできた宮本氏の専務理事就任に、JFA・田嶋会長は「欧州を経験した人たちが日本のサッカーを変えていける。まず1人目の旗頭となれる人材」と期待を懸けていた。

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