鎌田大地 会心のゴールで8強入りに貢献 「この波に乗っていけたらいい」
「ドイツカップ、フランクフルト4-2ダルムシュタット」(7日、フランクフルト)
ドイツ・カップ3回戦は7日、フランクフルトなどで行われ、アイントラハト・フランクフルト(1部)の鎌田大地と長谷部誠はダルムシュタット(2部)戦にそろってフル出場し、鎌田は2-2の後半17分に勝ち越し点を挙げた。チームは4-2で勝ち、準々決勝に進んだ。フライブルク(1部)の堂安律はザントハウゼン(2部)戦で後半27分から出場し、2-0で勝って8強入りした。
鎌田が久々に会心のゴールを挙げ、8強入りに貢献した。
2-2の後半17分、味方が頭で落としたところに反応。ワンバウンドした球をゴールまで約20メートルの位置から右足アウトサイドで合わせた。技ありの一撃は、公式戦では昨年11月1日の欧州チャンピオンズリーグ(CL)以来の得点となった。膝から滑り込んで喜び「自分にとってもゴールは欲しかった。難しい試合に勝ててよかった」と声を弾ませた。
体調不良もあり、最近はミスが目立って精彩を欠いていた。試合前、見かねたグラスナー監督から「やるべきことをやっていれば結果はついてくる」と声をかけられ、肩の力が抜けたようだ。
中盤で冷静に守備をこなし、機を見て攻撃に参加する形がはまった。ビッグクラブからの関心も報じられるMFは「この波に乗っていけたらいい」と自信を取り戻した様子だった。