長友佑都 26年W杯目指す 先日妊娠公表した第4子“ブラ坊”にも勇姿見せたい
J1・FC東京の日本代表DF長友佑都(36)が8日、都内で自身が代表取締役を務める「株式会社Cuore(クオーレ)」から発売される新商品「THE POTAGE Daily」の発表イベントに出席した。商品の試飲会や子どもたちとの交流後に取材に応じ、12年半ぶりにC大阪へ復帰した香川真司(33)との対決を心待ちにしていることを明かし、26年W杯出場への意欲も示した。
ビッグネーム対決へ、長友は闘志をみなぎらせた。「香川真司を止められるように」。12年半ぶりにC大阪に復帰する香川と、ピッチ上でのマッチアップを待ちわびた。
日の丸を背負ってきた者同士、強い絆で結ばれている。2人は2008年の同時期に日本代表に初招集。以降10年以上、ともに侍ブルーのユニホームを身にまとって戦った。それだけに長友は「(復帰の)報告は受けていた。非常にうれしい。仲良く彼とは過ごしてきた」と香川の国内復帰を喜んだ。
C大阪とは3月8日(ヨドコウ)のルヴァン杯で対戦があり、リーグ戦では第8節の4月15日(味スタ)にぶつかる。2人の直接対決が実現すれば、2010年3月20日のFC東京-C大阪戦(味スタ)以来13年ぶり。久々のガチンコ勝負に長友は「彼と同じチームではなく対決ができるというのは非常に楽しみ」と胸を躍らせた。
イベントでは子どもたちと談笑した。自ら子どもたちに憧れの選手を問うと三笘など点取り屋の名前が挙がり、「(自分は)代表140試合以上で3、4点しか決めてない。もっと決められるようになったら」と苦笑い。日本屈指のディフェンダーは得点力向上にも意欲を燃やした。
目標は3年後の北米で開催されるW杯出場だ。6日には妻でタレントの愛梨夫人が第4子を妊娠したことを公表。「現役である以上はそこ(W杯)を目指したい。良い姿を見せられるように」。生まれてくる第4子にも、世界で戦う自身の勇姿を届けるつもりだ。