三笘薫「ちょっと泣きすぎた」と照れ笑い W杯の号泣「敗退、責任すごく感じた」W杯後初TVで告白

 イングランド・プレミアアリーグのブライトンに所属するサッカー日本代表・三笘薫(25)がテレビ朝日系「報道ステーション」でインタビューに応じる様子が8日、放送された。昨年のカタールW杯後、日本のテレビ出演は今回が初めて。元日本代表DF内田篤人氏のリモートでの取材に応じた。

 インタビューが行われたのは、オフ日だった2月5日。W杯後はGK権田修一やDF長友佑都、DF吉田麻也らほかの選手がメディアに多数出演するなか、テレビに一切出演しなかった理由について、「すぐにプレミア(リーグ)試合(がある)のと、ちょっと精神的にリカバリーをしたかった、というところで、ちょっと休みを重視しようかな、と」と説明。「出てもよかったかな、と思ってるけど、結果的には(出なくて)よかったな、と思ってます」と語った。

 W杯ではクロアチアに敗れ、ベスト16で敗退。人目をはばからずに泣いた姿に、内田氏が「クールな印象があるんですけど、試合後、かなり号泣していましたけど」と驚いたことを打ち明けると、「グループステージを1位で突破して、あれだけ日本の皆さんが盛り上がって。これだけ人の心を動かせるのは、W杯でしかできないなと感じていましたし。直接的に自分が関わって敗退させてしまったというところで、もう1個(1勝)いければ、歴史が変わったわけで、責任をすごく感じていましたし」と胸中を吐露。

 「僕自身も後から見て、あ、ちょっと泣きすぎたな、って思ったんですけど」と照れ笑いし、「まぁでも、悔しさはもちろんありました」と振り返った。

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