J2甲府“下克上”ならず 篠田監督「悔しさを忘れずに」スコア以上の差を痛感 スーパーカップ杯

 前半、ゴールネットを揺らすも、ビデオ判定となり主審に詰め寄る甲府のピーター・ウタカ(右)=撮影・吉澤敬太
 前半、ビデオ判定の結果ゴールとなり喜ぶ甲府のピーター・ウタカ(撮影・吉澤敬太)
 後半途中出場し、指示を出す甲府・三平和司(撮影・吉澤敬太)
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 「富士フイルム・スーパーカップ、横浜M2-1甲府」(11日、国立競技場)

 天皇杯覇者の甲府はJ1王者の横浜Mに1-2で敗れ“下克上”とはならなかった。J2チームとしては2008年の広島以来となるスーパーカップへの挑戦だったが、タイトルには届かなかった。

 今季から就任した篠田善之監督は「まず素晴らしい環境の中でスタートできたことはうれしかった」と5万923人の観衆が集まった国立競技場での試合に感謝。その上で「選手たちにもこの悔しさを忘れずにという話しはしました」と語った。

 スコア上では接戦に持ち込んだものの内容では特に後半で圧倒された。DF須貝英大は「(球際の)プレーの質は全然違う」と差を痛感した。

 昨季は鹿島などJ1チームを倒してJ2勢で2クラブ目の天皇杯王者となり、スーパーカップへの挑戦権を得た。だが、リーグは18位に終わっていた。今季こそリーグでも上位を狙いJ1を目指す。指揮官は「結果を受け止めて来週から始まるリーグ戦に全員でチャレンジしたい」と力を込めた。

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