サッカー元日本代表でＪ３鳥取のＧＭを務める岡野雅行氏が１２日、フジテレビ系「ジャンクＳＰＯＲＴＳ」に出演し母校が全国からヤンキーが集まるリアル“男塾”だったと明かした。

　この日は「地獄の部活動ＳＰ」として、さまざまなアスリートが学生時代を振り返った。岡野氏は島根県の松江日本大学高校出身。冒頭で、島根県出身のお笑いトリオ・ネルソンズの和田まんじゅうが「めちゃくちゃヤンキー校で、とんでもないです。『魁！！男塾』のモデルと言われた高校です」と紹介した。「魁！！男塾」は「週刊少年ジャンプ」で連載されていた人気マンガ。全国から集まったヤンキーたちが、さまざまなバトルを繰り広げる姿を描いた作品だ。

　ネルソンズの青山フォール勝ちも「島根県内でもちょっと異質な高校で、地元の人が行かないんです」と説明。ゲストのシソンヌ・長谷川忍が「島流しみたいな」といじると、岡野氏も「まぁそんなような感じで」と否定しなかった。

　ＭＣのダウンタウン・浜田雅功が「ヤンキーしかおれへんの？」と尋ねると、岡野氏は「そうですね。全国のヤンキーを集めて、正しい道に進ませる、更生させる、そういう高校だったんですよ」と認めた。「朝とかに団体訓練があるんです」と伝えると、浜田は「うちもあった。『団訓』な」と共感。浜田もスパルタで知られる日生学園第二高校出身だ。

　岡野氏は寮から学校まで行進して登校することも報告。ここでも浜田は「一緒や…」と再び共感していた。なお、「男塾」でも集団で列を作って登校する場面がある。岡野氏はさらに、何があっても動かない「不動の姿勢」の授業があると解説。「動いたら後ろで『バカンッ』って竹刀で」と伝えると、浜田は「でしょうね」と“当然”といった表情だった。岡野氏が「作業」の授業があると語ると、長谷川は思わず「刑務所ですよね」とツッコんでいた。