プレシーズン不調も鹿島・岩政監督「開幕戦でいいスタートを」 Jリーグ・キックオフカンファレンス

 Jリーグは14日、東京都内でJ1全18クラブが参加した開幕前恒例のイベント「キックオフカンファレンス」を行い、鹿島の岩政大樹監督(41)とMF荒木遼太郎(21)が会見に出席した。開幕の京都戦(18日、サンガスタジアム)へ向け、岩政監督は「チームとして新しい若い選手をたくさん抱えて、その選手たちの成長を持ってタイトルにつなげたい」と意気込んだ。

 12日にもJ2水戸に敗れるなど、宮崎キャンプでの練習試合を含めてプレシーズン5試合を行い1勝4敗と負け越し、開幕に不安を残している。指揮官は「プレシーズンで結果が出なくてサポーターの皆さんに期待感を抱かせるようなことができていないですけど、開幕戦でいいスタートを切って今後につなげたい」と話した。

 パリ五輪世代の荒木は2021年こそ10ゴールなどでベストヤングプレーヤー賞に輝いたが、22年は負傷の影響もあって13試合1得点だった。「自分たちが今やっている新しい鹿島を最初からピッチの上で表現できるように。そしていいスタートダッシュが切れるようにやっていきたい」と語り、「パリ五輪は当然意識しています。その前にチームで試合に出て結果を出す。目に見える結果を出してアピールしたい」と力を込めた。

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