久保建英 アウェーで自己最多タイ4点目「落ち着いて振り抜けたのが良かった」
「スペイン1部リーグ、エスパニョール2-3レアル・ソシエダード」(13日、バルセロナ)
レアル・ソシエダードのMF久保建英(21)はアウェーのエスパニョール戦の前半23分に今季4ゴール目となる先制点を決め、3-2の勝利に貢献した。フル出場し、2-0の後半18分には右クロスがオウンゴールにつながった。
得意の左足で難易度の高いシュートを決めた。先制点を決めた久保は自己最多に並ぶ今季4ゴール目に「本当にうまくいった。落ち着いて振り抜けたのが良かった」と冷静沈着だった。
前半23分、ゴール右で浮き球をトラップ。ワンバウンドした球を、体を傾けながら上からかぶせるようにして捉えた。鮮やかな一撃は、近いサイドを破ってゴールネットを力強く揺らした。
後半には久保がゴール前へ送った球が相手のオウンゴールにつながった。フル出場で2点に絡み「信頼してもらえることがすごくうれしい。この恵まれた環境を大事にして、選手として進化できれば」と充実の口ぶりだ。
1月14日のビルバオ戦以来のゴール。マジョルカに所属した2019~20年シーズンに挙げたゴール数に並んだ。「あと1点取ればキャリアハイなので、難しい数字ではないと思う。2月中にあと2試合あるので更新できればいいかな」と抱負を述べた。