2点ビハインドから圧巻逆転劇でレアル先勝 アンチェロッティ監督「落ち着いて立て直せた」
「欧州CL・決勝T1回戦第1戦、リバプール2-5レアル・マドリード」(21日、リバプール)
昨季王者のレアル・マドリード(スペイン)は敵地でリバプール(イングランド)に5-2で逆転勝ち。前半にビニシウスの2得点で追い付き、後半にベンゼマの2ゴールなどで突き放した。第2戦は3月15日に行われる。
レアル・マドリードが序盤の2失点にも動じず、王者の貫禄を示した。圧巻の逆転劇を冷静に見守ったアンチェロッティ監督は「このような展開は予想できなかったが、落ち着いて立て直せたのは良かった」と語った。
前半4分に先制され、同14分にGKクルトワの軽率なミスで0-2に。それでも敵地の雰囲気にのまれず、監督が「今、世界で最も決定力がある」と絶賛するビニシウスが21、36分に決めて前半のうちに追い付いた。そして後半2分にはFKをミリタンが頭で合わせて勝ち越すと、エースのベンゼマも2点を加えて圧倒した。
昨季決勝の再現となった名門対決の初戦を制し、8強入りへ大きく前進。ベンゼマは「このCLをまた取りたい。ホームでも最高の試合をしなければ」と第2戦に目を向けた。