欧州CL マンCはドロー 司令塔デブルイネ欠場でハーランド不発
「欧州CL・決勝T1回戦第1戦、ライプチヒ1-1マンチェスター・シティー」(22日、ライプチヒ)
前回4強のマンチェスター・シティー(イングランド)は、敵地でライプチヒ(ドイツ)と1-1で引き分けた。マンチェスターCは前半にマレズが先制。ライプチヒは後半にグバルディオルのヘディングで追い付いた。第2戦は3月14日に行われる。
マンチェスター・シティーは司令塔デブルイネが体調不良で欠場した影響を隠せず、さえない引き分けに終わった。前線で孤立したハーランドはシュートわずか1本で不発。グアルディオラ監督は試合後、重苦しい雰囲気の選手たちをピッチで集め「顔を上げろ」と切り替えを求めた。
圧倒的にボールを支配し、前半27分、相手の不用意なパスを奪ったグリーリッシュの縦パスからマレズが左足で決めて先制。ここまでは理想的な展開だったが、畳みかける迫力がなかった。
ハーランドは何度かいいタイミングでDFの背後へ走り込んだものの、ボールが出てこない。トップ下のギュンドアンは左右に散らすばかりで、急所を突く大胆さに欠けた。「あと1、2点は取れたはずだ」とマレズ。リードを広げられず、後半に追い付かれた。
決勝トーナメント進出は10季連続。悲願の初優勝に向け、ここでつまずいてはいられない。グアルディオラ監督は「3週後をいい状態で迎えられることを願う」と過密日程の先の第2戦を見据えた。