「C大阪ヤンマーレディース」新チーム名でWEリーグ参入へ

 サッカー・セレッソ大阪スポーツクラブのレディースチームが24日、新チーム名「セレッソ大阪ヤンマーレディース」を発表した。4月1日から新チーム名で活動し、2023-2024シーズンから日本女子初プロサッカーリーグ「WEリーグ」に参戦する。

 同日、大阪・ヨドコウ桜スタジアムで会見した“ミスターセレッソ”森島寛晃社長(50)は「セレッソは前身、ヤンマーディーゼルサッカー部が母体として発足して私自身もプレーした。今もセレッソの選手は歴史というもので大先輩から引き継いで活動している。また気持ちを込めて戦える」とうなずいた。ネーミングライツ契約をしたヤンマーホールディングス株式会社の村山勉スポーツビジネス室室長は「66年前に創部したヤンマーディーゼルサッカー部のDNAが深く関係している。WEリーグ参入にあたり女子の挑戦を支援するべきだと。女子の活躍を支援していきたい」と話した。

 WEリーグはJリーグと違いチーム名に企業名を使用することが可能。会見に同席したWEリーグの高田春奈チェアは「リーグが活性化される。下部組織がしっかりしていてたくさんの選手を輩出している。女子サッカーは世界中で人気が上がり、競技力も上がってきた。男子のチームに女子が入る一部ではなく、男子と女子が対等活躍していけるようクラブの方々にはサポートをお願いしたい」と、力を込めた。

 チームから会見に鳥居塚伸人監督(50)、MF古沢留衣(25)、MF百濃実結香(20)が出席。古沢留衣「今年はプロで今まで以上に結果が求められる。少しでも上の順位で終えるように頑張りたい」と意気込み。百濃は「個人でもチームでも結果を求めたい」と、貪欲に語った。

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