日本サッカーミュージアム（館長・大仁邦彌）は最終営業日となる２６日、トークイベント「未来へのパス」を実施。日本代表の森保一監督（５４）や、０２年の日韓共催Ｗ杯に出場した元日本代表・鈴木隆行氏（４６）、世界一に輝いた１１年女子Ｗ杯ドイツ大会メンバーだった澤穂希さん（４４）らが出演した。

　約１００人のファンを前に、カタールＷ杯で見せたチームの一体感について森保監督は「一丸となって戦うのが日本の良さというのがチーム作りの根底にある。選手がそういう雰囲気をつくってくれた」と振り返った。

　今後へ向け「世界一を目指しながら、最高の景色を見られることを目標に、新しい景色を超えていきたいと思う。みなさんに活力を与えられる活動をしていきたい」と誓った。

　日本サッカーミュージアムは日本サッカー協会（ＪＦＡ）の移転に伴いこの日をもって長期休館。今後は移転先を探していく予定だ。