日本サッカー協会（ＪＦＡ）と全日本空輸株式会社（ＡＮＡ）は２７日、メジャーパートナー契約に基本合意したことを発表した。契約期間は２３年２月２７日から２６年１２月３１日まで。今後はＡＮＡが各世代を含めた日本代表チームの国内外遠征をサポートするほか、サッカーを通じた価値共創活動をしていく。

　都内での会見に出席したＡＮＡ・井上慎一社長は「昨年のＷ杯で皆さまが感じられた感動、興奮は、高い目標を掲げ、長い間努力をしてきた象徴。そういった価値観が共有する部分」とＪＦＡとのパートナーシップ契約を決めた理由を説明した。

　ＪＦＡ・田嶋幸三会長も「真のパートナーシップを発揮することで、日本サッカーの世界への飛躍と日本スポーツ界の発展、人々の健康と幸福、活力ある社会の発展に貢献できると確信している」と期待を込めた。

　３月２４日には森保ジャパンの再始動となる国際親善試合・ウルグアイ戦（東京・国立）が行われるが、田嶋会長は「３月に招集される選手たちが海外でプレーしている。その選手たちはＡＮＡさんの翼で日本に戻ってくるということです」と話していた。