「イングランド・プレミアリーグ、ブライトン４－０ウェストハム」（４日、ブライトン）

　ブライトンのＭＦ三笘薫（２５）はウェストハム戦で２－０の後半２４分にリーグ戦３試合ぶりとなる今季６ゴール目を決めた。プレミアリーグでシーズン６得点は２０１２～１３年の香川真司（マンチェスター・ユナイテッド）、１７～１８年の岡崎慎司（レスター）と並ぶ日本人の最多記録。三笘は後半３８分まで出場し、４－０で快勝した。

　三笘がＰＫ獲得と１カ月ぶりのゴールで完勝の立役者となった。試合の最優秀選手に輝き「コンディションはそこまで良くなかったが、自分たちのサッカーがはまった」と個よりチームの成果を強調した。

　背後から倒されて得たＰＫを前半１８分にアルゼンチン代表のマカリテルが決めて先制。後半２４分には右からの低い折り返しに「最近はあそこしか狙っていない」と、フリーで遠いサイドから滑り込んで合わせた。

　左サイドで敵陣深くまでえぐる回数は少なくても「どういうプレーが効果的か考えながらやっているので、ドリブルに固執しているわけではない」という。プレミアリーグで香川、岡崎と並ぶ日本人の最多記録。２桁に手が届く勢いで「いけるところまでいきたいが、そんなに簡単じゃないと思う。チームを優先して、その中で狙っていく」と、残り１５試合の心構えを口にした。