イニエスタに感謝状贈呈「サッカーの普及に貢献は誇り」帰国中の本人はビデオメッセージで喜び
神戸市スポーツ協会表彰が8日、行われ、J1神戸の元スペイン代表MFアンドレス・イニエスタに感謝状が贈呈された。同協会は贈呈理由に関し、「神戸市の子供たちと日本のサッカーの未来を育むプロジェクト『イニエスタメソドロジーアカデミー』を神戸で創設し、女子サッカー振興に尽力するとともに、大会等を通じて子供たちに様々な経験と成長する機会を与え、神戸市のスポーツ振興に多大な貢献をされるなど、その功績は極めて大きい」と称賛した。
本人は夫人の出産のため、母国に一時帰国中で表彰式は欠席し、ビデオメッセージを寄せた。メッセージはスペイン語で日本語字幕で「スポーツに貢献した私に賞を贈ってくれてありがとう。アカデミーが神戸に誕生したことは特別な意味を持つ。スポーツ、特にサッカーの普及に貢献できて私の誇り、源です。学んできたことをすべて伝えたい。神戸に来られたことをうれしく思う。いつも応援ありがとう」と、感謝が伝えられた。
イニエスタの同アカデミーは2019年に開校し、現在、兵庫県内3カ所のスクールで小学生を中心に指導。昨年は女子コースも新設された。