ジダン氏 今度こそPSGで監督就任か 現地紙が監督人事について報じる
サッカーフランス1部リーグ、パリ・サンジェルマン(PSG)の来季監督人事の話題が再燃している。これまでも有力候補として挙がってきた元フランス代表のジネディーヌ・ジダン氏(50)が改めて有力候補として取りざたされており、スペインのスポーツ紙マルカも10日までに伝えている。
現地報道によると、PSGの欧州CL敗退により2024年まで契約が残っているクリストフ・ガルティエ監督(56)の解任が現実味を帯びているという。ジダン氏を取り巻く状況としては、自身が熱望しているとされるフランス代表監督への就任が、ディディエ・デシャン監督(54)の契約延長により事実上消滅。かつて指揮したレアル・マドリード(スペイン)への復帰も期待薄とされる。
同氏は昨年6月に50歳を迎えた際のインタビューで「どの扉も閉じることはない」と監督業に対する意欲を明言。今夏のタイミングで、ついにPSGでのチーム運営を検討するのではと考えられている。
なおPSGでは、スポーツディレクターのルイス・カンポス氏(58)が選手補強などチームに関する全権を委ねられており、同氏の退団を含めた大規模な改革がジダン氏の監督就任条件になり得るとの見方もある。