バルサの審判買収問題でレアルが緊急会合 不利になるよう影響与えられた疑念
サッカースペイン1部リーグのバルセロナがスペイン審判技術委員会の副会長を務めていた人物に対し17年に渡り730万ユーロを支払い買収していたとされる問題で、レアル・マドリードが12日、緊急の役員会を招集して対応を協議することになった。
スペイン検察庁が正式にバルセロナを告発することを決定したのを受け、レアル・マドリードが公式声明で発表した。これまでレアル・マドリードはこの件について見解を示していないが、捜査機関の方針決定を受けて公式な方針を明らかにする必要性に迫られている。
レアル・マドリードのファンサイトでは、スペインのVARプロジェクトのディレクターを務めているクロス・ゴメス主審がレアル・マドリードに対し過度の処罰を与えているのではないかとの見方をしている。同主審は11年間スペイン1部リーグで審判を務めてきた中でレアル・マドリードの試合を34回担当しており、結果は20勝7分け6敗となっている。
また通算102枚のイエローカードを出しており、これは1試合平均3枚に相当する。またレッドカードは8枚提示している。
以上のことが、審判がバルセロナに有利になるよう裁いたとされる中でレアル・マドリードへ不利になるよう影響を与えていたのではとの疑念があり、レアル・マドリードの役員会で議題になるという。