1次リーグ各組4チームに変更 2026年W杯、試合数は大幅増
【ロンドン共同】国際サッカー連盟(FIFA)は14日、ルワンダのキガリで理事会を開き、2026年ワールドカップ(W杯)の1次リーグを4チームずつ12組に分ける方式に変更することを全会一致で承認した。米国、カナダ、メキシコで共催される次回W杯は出場チーム数が32から48に拡大。各組上位2チームと3位の成績上位8チームが32チームによる決勝トーナメントに進む。
当初は1次リーグを3チームずつ16組に分ける予定だったが、日程の公平性などの問題が指摘されていた。従来の64から80に増える予定だった試合数は計104に上る見込みで、決勝は26年7月19日に行われる。
開幕日は未定。W杯出場選手のクラブから代表への派遣義務が生じるのは26年5月25日で、決勝までの56日間という期間は10年、14年、18年W杯と同じ日数となる。