日本代表・森保監督 吉田、長友らベテラン選出外の理由に言及「計算できるところがある」「選手層を厚くして」
日本サッカー協会(JFA)は15日、東京・国立競技場で記者会見を行い、国際親善試合のウルグアイ戦(24日、国立)、コロンビア戦(28日、ヨドコウ桜スタジアム)に臨む日本代表メンバー26人を発表した。記者会見で森保一監は「ベストなメンバーを選んだと思っています」と胸を張った。
16強入りした昨年のW杯カタール大会で4大会連続W杯出場を果たし、通算出場試合数を日本歴代最多の15試合まで伸ばした36歳のDF長友佑都(FC東京)、主将だったDF吉田麻也(シャルケ)、DF酒井宏樹(浦和)らベテランは選出されなかった。
森保監督は「長く日本代表を支えてくれた彼らは大きな存在と感じている」と話しつつ、「彼らのようなベテランはチーム作りにおいて計算できるところがある。(ベテランが)いなくなった時に力をつけていけるかを培っていかなければならない。より幅広く選手層を厚くして最強の日本代表を作っていけるようにしたい」と説明した。その上で「今後に向けてベテランと若手の融合は必要かなと思っています」と語った。
今回の代表活動が森保監督の第2次体制初陣で、米国・カナダ・メキシコの3カ国共催となる2026年W杯に向けてスタートを切る。