「欧州ＣＬ・決勝Ｔ１第２戦、マンチェスター・シティー７－０ライプチヒ」（１４日、マンチェスター）

　第２戦２試合が行われ、マンチェスター・シティー（イングランド）とインテル・ミラノ（イタリア）が準々決勝へ進んだ。初優勝を狙うマンチェスターＣはホームでライプチヒ（ドイツ）に７－０で大勝し、２戦合計８－１で６季連続の８強進出。ノルウェー代表ＦＷハーランド（２２）が、メッシらに並ぶ史上３人目の１試合５ゴールを挙げた。インテルは敵地でポルト（ポルトガル）と０－０で引き分け、計１－０で１２季ぶりに８強入りした。

　マンチェスターＣのハーランドが、ＣＬ史上３人目の１試合５得点。大暴れに「感情が高ぶって、気持ちをうまく言葉に表せない」と笑顔で喜んだ。

　前半２２分のＰＫを皮切りに、２分後には味方のシュートの跳ね返りを頭で押し込む。ハーフタイム目前にはゴールライン上で相手のクリアを阻んで決め、前半だけでハットトリック。後半もセットプレー後の混戦から２点を加えた。

　プレミアでも得点を量産する１９４センチの大型ＦＷはＣＬ通算３３得点で、３０ゴール到達に要した２５試合は史上最速。２２歳２３６日での達成はエムバペを抜く最年少記録だ。「自分たちがどれだけのサッカーができるのかを示すことができた」。クラブ悲願の初制覇へ、闘志は満々だ。