日本代表DF冨安健洋 再びけが 不自然な体勢で倒れ負傷交代 アルテタ監督「深刻」
「欧州CL、決勝T1回戦第2戦、アーセナル1-1スポルティング」(16日、ロンドン)
1回戦第2戦が行われ、アーセナル(イングランド)の日本代表DF冨安健洋(24)が、MF守田英正が所属するスポルティング(ポルトガル)戦の前半9分に負傷交代した。1-1で引き分け、2戦合計3-3で延長に突入。PK戦を5-3で制したスポルティングが準々決勝に進出した。守田は警告累積で出場停止。
冨安が、再びけがの悪夢に見舞われた。前半5分ごろ、ボールを持った相手に接近した際に足が芝生の上で滑ったようで不自然な体勢で倒れた。右脚を気にするそぶりを見せつつもプレーを続けたが、数分後にピッチに座り込むと医療スタッフの治療を受け、険しい表情でピッチを離れた。
負傷交代となったのは前半9分。アルテタ監督は試合後「本人の(けがへの)リアクション、私に話した内容から判断すると極めて深刻そうだ」と悲観的だった。
冨安は「キリンチャレンジカップ」(24日ウルグアイ戦=東京・国立、28日コロンビア戦=大阪・ヨドコウ)の日本代表に選出されている。代表活動への影響が懸念される。