長谷部誠 フランクフルトとの契約延長を発表「来年1月に40歳。クラブには本当に感謝」
ドイツ1部・フランクフルトのMF長谷部誠(39)が21日、都内で会見を開き、クラブとの契約を2023-24シーズンまでの契約延長したことを発表した。来季がフランクフルトでの10シーズン目を迎える。
長谷部はJ1浦和を経て、08年にドイツ・ヴォルフスブルクに移籍。ニュンベルクを経て14年にフランクフルトへ加入。22年にはヨーロッパリーグの優勝にも貢献した。
会見の約2時間ほど前に日本へ帰国した長谷部は「日本に到着して、携帯を見たら友人から『引退会見か?』と来たので、そうではないと」と笑顔で話し、「こうして日本で契約延長の記者会見をできることをうれしく思う」と話した。
契約は1年だが、クラブ側は選手としての区切りを長谷部本人に一任することも発表。長谷部は「来年1月には40歳。サッカーをプレーするかどうかを自分で判断できる、その選択枠をくれたクラブに本当に感謝している」と喜びを語った。
今年の欧州チャンピオンズリーグでは準々決勝でナポリに敗れ、自身は試合出場ができなかったが、その悔しさも現役続行の理由の1つとして「もっとこのチームで大きなことを成し遂げたいと思った。今シーズンのプレーの中で自分はチームにとって助けになると感じていたし、一番はサッカーをする楽しさが消えることは無かった」と説明した。
フランクフルトは4月から日本でサッカーアカデミーを開校するが、現役引退した際にはその後にアカデミーも含めた指導者となる契約も2028年まで延長された。