堂安スタメンも不発「主体的に保持してW杯を戦いたい」「守備の強度がきょうは足りなかった」
「国際親善試合、日本代表1-1ウルグアイ代表」(24日、国立競技場)
右サイドで先発したMF堂安律(ライブルク)は不発に終わり反省した。「やろうとしたことはオプションとしてトライはしたけど、見てもらったら分かるように、機能したかというとそれほど機能しなかった。少し孤立してしまった」と、課題を口にした。
前半30分過ぎからクロスでチャンスも演出。「押し込めば僕らの攻撃が出せれば。押し込むまでが課題。1回、自分が(相手DFの)背後を取ったシーンがあったけど、ああいうシーンを増やせたらいい」と語った。
守備の面でも「個人的には強度が低かった。上げないといけない。不完全燃焼の試合」と悔しがった。
昨年11月のW杯カタール大会後、ボールを握るサッカーへの取り組みを口にしてきた。この日の試合に関しては「ボールは持てたけど位置が低すぎた。W杯ではボールさえも持てなかった。ボールを持つ意識は良かったし、主体的に保持してW杯を戦いたいのはチームとしてあるので、その課題を取り組みつつ、ただベースとして守備の強度がきょうは足りなかった。切り替えも遅かった。トライすることはあるけど、ベースのところは忘れてはいけない」と、自らに言い聞かせた。
森保監督の先発抜てきにも燃えていた。「監督からの期待は感じているし、コミュニケーションもたくさん取ってもらっているし、結果で応えたいと思う。自分的には悔しい内容になったけど、次に向けて準備していきたい」と雪辱を期した。