C大阪・香川 終盤失点を悔やむ「ダービーだし相手もアグレッシブ。勇気を持って前向きに守備をやっていかないと」

 前半、競り合うC大阪・香川
 後半、先制ゴールを決め香川(左)と駆け出すC大阪・毎熊
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 「ルヴァン杯、G大阪1-1C大阪」(26日、パナソニックスタジアム吹田)

 今季初「大阪ダービー」はC大阪がロスタイムに追い付かれ、ドローとなった。後半7分、DF毎熊晟矢が相手のパスミスを奪い、豪快ゴールで先制。後半はペースを握ったが、1-0の同46分、G大阪につながれ、FW食野亮太郎にゴールを許し失点。最後は猛攻を耐え抜き勝ち点1を何とか手にした。

 12年半ぶり古巣復帰したMF香川真司はリーグ戦を含め4試合連続で先発出場し、攻守に奮闘した。後半30分までプレーし交代後に白星はスルリ。J復帰後、自身が先発試合は2勝2分けと無敗ながら勝ち点3を逃し、表情は険しかった。

 昨季からチームは試合残り15分の失点は課題にしており、改善が見られない。「結果論なんでね。バイタルエリアを突かれているのが前半から多かった。最後そこでやられたのは悔しい。改善していかないといけない。ラインも低かったし後手に回るシーンも多かった。もちろんダービーだし相手もアグレッシブに来るのは想像できたけど、そこはやっぱり僕たちも勇気を持って前向きに守備ができるようにやっていかないと。そこで後手に回るシーンが多かった」と反省を口にした。

 10年3月14日のJ1リーグ戦(長居)以来13年ぶり大阪ダービー。アウェーでやはり相手の気迫を感じた。「前半から彼らの勢いが強かったところはあった。メンタル的なところの戦いを今後強いられるし、そういうところも改善していかないといけない」と、互いに意地のぶつかる対戦だった。

 2万6110人が集まった大阪ダービーは公式戦で通算59回目。対戦はG大阪の27勝12分け20敗となった。昨年両チームの対戦はリーグ戦を含めC大阪が3勝1分けだった。

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