第２次森保ジャパンの第２戦となる国際親善試合・コロンビア戦（２８日、大阪・ヨドコウ）を翌日に控えた２７日、両チームは試合会場で調整し、ＭＦ伊東純也（ランス）が取材に応じた。

　「この前の韓国戦の（コロンビアの）感じだとＤＦ４枚中３枚はゲンクで一緒にやっていた。知ってる選手も多くて楽しみ。コロンビア自体、球際が強いチーム。（前戦の）ウルグアイ同様、そういうところで負けずに、ウルグアイ戦よりもっと攻撃できればと。特徴はある程度分かっているので、そこは相手も一緒だけど、やりやすいかなと感じている」と、元同僚の相手ＤＦラインの突破に自信をあふれさせた。

　前戦は０－１の後半、右サイドで途中出場するとスピードで流れを一変させ、チャンスを何度も演出。絶妙な右クロスでＦＷ西村拓真（横浜Ｍ）の同点ゴールをアシストした。

　新生・森保監督はサイドバック（ＳＢ）が中に入り、攻撃参加する形をテスト。「中盤に人数をかける分、距離感がよくボールを回せるのがある。ウルグアイ戦ではあまりそういうところは出てなかったけど、そこをかいくぐれれば、サイドのところはうまく受けられれば１対１を作れる」と、語った。

　昨年Ｗ杯カタール大会で課題としたボール保持率を上げることにもチャレンジ。「ポゼッション率を上げてというのが大事と思う。それにこだわりすぎて相手の嫌なところをチャンスで狙わないのはちょっと違うかな。後ろでボールを回しているだけでは点は取れないので、効果的に高い位置でああいう形を出せればいい」と、ゴールに絡む決定的仕事で新生・森保ジャパンに初勝利をもたらす。