三笘薫 新たなエースとして日本の攻撃をけん引 三笘「結果を求めるのは絶対」
サッカー日本代表は27日、親善試合・コロンビア戦(大阪・ヨドコウ)へ向け、試合会場で冒頭部分を除く非公開で前日練習を行った。三笘薫(25)=ブライトン=が取材に応じ、新チームで新たな戦術を試みている中でも「結果を求めるのは絶対」と、第2次森保ジャパンに初勝利をもたらすことを誓った。
新たなエースとして、三笘が日本の攻撃をけん引する。第2次森保ジャパンの初陣で、1-1と引き分けた24日のウルグアイ戦では後半44分までプレーしたがチャンスは生み出せず。「苦しい時間に前へ運ぶのが自分の特長」と、次こそ得意のドリブルで決定機を作り出していく。
ウルグアイ戦ではサイドバックが中央に絞って数的優位を生み出す新たな形が見られたものの、連係不足で三笘らサイドアタッカーが孤立する場面もあり、単調な攻撃に終わった。「2次攻撃、3次攻撃でより厚みを増していくこと。チームとしてやるべきことはそこ」と課題は明確だった。
森保監督も「今回取り組んでいることを成果と課題を抽出した中で戦う」とチームの積み上げを重視。その上で選手起用について「基本的にはウルグアイ戦のメンバーが中心」と明言した。
だからこそ2試合目は、より高まった連係の上で、サイドで個のドリブルが生きるはずだ。「結果を求めるのは絶対」と三笘。第2次森保ジャパンを初白星に導く。