元なでしこジャパン 松原有沙が多発性内分泌腫瘍症1型の診断 復帰時期は未定「まずはこの病気と向き合い」
女子サッカーWEリーグのノジマ相模原は28日、MF松原有沙(27)が多発性内分泌腫瘍症1型の診断を受けたと発表した。復帰時期は未定。
クラブは「当面の間は可能な範囲での運動を続けながら、治療に専念することをお知らせ致します」「長期の離脱でこれまで多大なるご心配をおかけ致しましたが、クラブとして松原選手の復帰を全力でサポートしてまいりますので、ファン・サポーターの皆さま、関係の皆さまにおかれましては、引き続き温かく見守っていただけますよう、お願い申し上げます」と報告した。
北海道小樽市出身の松原は、大阪府豊中市に転居後にサッカーを始め、大商学園高、早大を経てノジマステラ神奈川相模原に入団。日本代表なでしこジャパンでは4試合に出場し1得点だった。
松原のコメントは以下。
「日頃よりたくさんの応援ありがとうございます。上記の通り多発性内分泌腫瘍症1型という診断を受けました。その中で私は副甲状腺機能亢進症の症状がでています。診断名だけを聞くとどんな病気?となったり、少し深刻そうにみえるかもしれませんが、歩いたりジョギングをしたり、ボールを蹴ったりはできているので安心していただけたらと思います!サポーターの皆様にプレーしている姿をお見せできない期間が続いていますが、それでもお会いするたびに温かいお言葉を頂き感謝の気持ちで一杯です。
まずはこの病気と向き合い、治療を続けながら、今の自分がチームにできることは何かを考え行動していきたいと思っています。これからも温かく見守っていただけたら幸いです。また、チームとしてはリーグ戦が続いていくのでこれからも熱い応援、よろしくお願いします!!」