2戦未勝利に森保監督「負けて良しはない」4月欧州視察へ 招集外選手視察の可能性も「優先順位をつけながら」
サッカー日本代表の森保一監督が1-2で敗れたコロンビア戦から一夜明けた29日、大阪市内で取材に応じ、4月にも欧州視察を行うことを明かした。「私と名波、前田両コーチで行きたい。それぞれ3人で散って欧州で見て、日本に残ってもらうコーチにはJリーグを視察してもらうということで考えている」と話した。
4月中旬から約1カ月の日程。森保監督は「まずは招集している選手たち中心」とした上で「招集していない選手も映像確認等々しているので、そういうところも優先順位をつけながら見に行ければ」と今回の活動で招集外だった選手も視察する可能性もある。
今回は昨年のW杯カタール大会後初の代表活動で第2次森保ジャパンの初陣だった。結果は24日のウルグアイ(国立)戦も1-1で勝利ならず、1分け1敗で終えた。「負けて良しはないですし、負けた言い訳をする気はないですけど、日本に対してより警戒して、より本気度を持って戦ってきてくれているなというのは感じた」と語り、「日本のサッカーの歴史の中で日本が進化していっているということは昨日の試合でも改めて感じた。(相手が)緩く来ることはなかったので、やはりW杯であったり、日本が力をつけてきているということを相手も認識した上で戦ってきてくれているので、またさらに成長できるかなと思った」と振り返った。