日本代表・森保監督 欧州視察で日本選手チェックへ 黒星から一夜「負けて良しはない」
サッカー日本代表の森保一監督(54)が1-2で敗れたコロンビア戦から一夜明けた29日、大阪市内で取材に応じ、4月中旬に欧州視察を行うことを明かした。期間は約1カ月で、名波浩コーチ、前田遼一コーチとともに渡欧予定だという。
「いろいろな日本人が出ている試合を見に行きたい」と森保監督。次回の代表活動となる6月に向けて未招集の欧州組にも視察は及ぶ見込み。「まず招集している選手たち中心」とした上で「招集していない選手も優先順位をつけながら見に行ければ」と話した。
今回の初招集は4人で特にDFは最年長が26歳の板倉滉(ボルシアMG)と若返った。バングーナガンデ佳史扶(21)=FC東京=らパリ五輪世代もA代表デビュー。指揮官は「アンダー世代を引き上げる部分はできる限り継続したい」と若手積極起用は継続する。
一方、昨年のW杯カタール大会後の初活動で、1-1だった24日のウルグアイ戦を含めた2試合は1分け1敗と結果は伴わなかった。「負けて良しはない」と下積み段階でも勝利にこだわる姿勢を持ち続ける。