Ｊ１で首位に立つ神戸は３１日、京都戦（４月１日・サンガＳ）に向け、神戸市西区のいぶきの森球技場で練習を行い、吉田孝行監督がオンライン取材に応じた。２６日のルヴァン杯・横浜ＦＣ戦（ニッパツ）で後半途中から今季初出場した元スペイン代表ＭＦアンドレス・イニエスタ（３８）に関し、「コンディションは上がってきている」と説明し負傷していた足の状態も良好の様子。注目のリーグ戦出場に向けては「日々の状況を見て」と、話すにとどめた。

　イニエスタは負傷で調整が遅れ開幕に間に合わず、２月下旬からは夫人の出産のためスペインに一時帰国３月１４日にチームに再合流していた。

　横浜ＦＣ戦では０－０の後半４０分、左サイドからピンポイントのスルーパスをＭＦ汰木康也に供給。汰木のラストパスを受けた大迫がゴール前で合わせて決勝点を挙げた。何度も決定機を演出し、圧倒的な技術、存在感で魅了した。