神戸 前節2ゴールの汰木、新潟の松橋監督に恩返し弾だ!「自分の武器を持たせてくれた人、目の前で躍動」
J1で首位に立つ神戸は8日、新潟戦(9日・ノエスタ)に向け、神戸市西区のいぶきの森球技場で調整した。練習後、前節1日の京都戦で今季1号含む2ゴールと暴れたMF汰木康也がオンライン取材に応じ、新潟の松橋力蔵監督に恩返しとなる活躍を誓った。
松橋監督は横浜Mユース時代のコーチで「サッカーのこと、それ以外の振る舞いも教わった」と最も影響を受けた存在。「一人一人の特徴を生かすサッカーをしよう」との教えは今も汰木の原点だ。左サイドアタッカーとしての能力を引き出してくれたのも松橋監督。「自分の武器を持たせてくれた人」と、感謝は尽きない。
目の前で成長する姿を見せるにはゴール奪取だ。「プロとしてプレーしているのはユース時代があったから。力さんと出会えたから。試合は楽しみという気持ち。目の前で躍動したいと思う」と、闘志を高めた。
もう一人の刺激は浦和時代の後輩で新潟のキーマン、MF伊藤涼太郎。「浦和の時も仲良かった。チームとして対策しないといけないし個人的には涼太郎に負けてられない」と、意気込んだ。
結果が出せず焦りがあったが好調なチームの中でようやく初得点し乗って行ける。「とりあえず自然体になれてより本来のプレーになる。1試合に1本は必ずチャンスは来る。毎試合ゴール、アシストを残せるように。継続できればチームを勝たせられる」と、力を込めた。