レアル完勝でCL4強前進 指揮官「冷静にリード生かしたい」

 「欧州CL・準々決勝第1戦、レアル・マドリード2-0チェルシー」(12日、マドリード)

 第1戦の2試合が行われ、大会最多14度の優勝を誇る前回王者のレアル・マドリード(スペイン)がホームでチェルシー(イングランド)を2-0で下した。前半21分にベンゼマが先制し、後半29分に途中出場のアセンシオが加点した。イタリア勢対決は、16季ぶりの4強を目指すACミランがホームでナポリを1-0で退けた。前半40分にベンナセルが得点した。第2戦は18日に行われる。

 レアル・マドリードが完勝で4強に近づいた。前半21分、カルバハルの浮き球パスを起点に最後はエースのベンゼマが決めて先制した。そして、アセンシオが投入3分後の後半29分、CKから短くつないだ球を思い切りよく狙い、低く抑えた一撃を左隅に蹴り込んだ。2連覇を狙うアンチェロッティ監督は「冷静にリードを生かしたい」と落ち着き払った口ぶりだった。

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