鹿島 ドロ沼4連敗&28年ぶりホームで5失点 監督交代の可能性否定「考えていない」

 「明治安田生命J1、鹿島1-5神戸」(15日、カシマスタジアム)

 屈辱の大敗だ。鹿島は前半24分にセットプレーから失点を許すと、前半終了間際にも追加点を奪われ、後半も3失点と守備が崩壊。岩政大樹監督(41)は「鹿島が伝統的に持っていたものを失ってしまっていると感じる」と無念の表情を浮かべた。ホームでの5失点は95年9月2日のV川崎戦以来、28年ぶりとなった。

 リーグ戦では5試合連続で勝ちがない。出口の見えない4連敗。試合後にはゴール裏のサポーターに向け、拡声器を持ったFW鈴木が「俺らも100%やっている。結果が出ていないのは分かるよ」、「まだ巻き返せるチャンスはある」とサポーターに必死に訴えかけた。強化責任者の吉岡フットボールダイレクターは「現時点で(監督を)代えるというのは考えていない」と述べた。常勝軍団の苦戦が続く。

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