ブライトン・三笘 「聖地」ウェンブリーに散る PK戦の末敗退「決勝まで行きたかった」 40季ぶり進出逃す
「FA杯・準決勝、マンチェスター・ユナイテッド0(PK7-6)0ブライトン」(23日、ロンドン)
三笘薫(25)のブライトンはマンチェスター・ユナイテッドと対戦し、0-0からのPK戦を6-7で落とした。フル出場の三笘はPK戦には登場しなかった。
ブライトンは実に40季ぶりとなる決勝進出を逃した。延長までフル出場し、PKを蹴ることなく終えた三笘は「勝負事なので仕方ないが、決勝まで行きたかった」と肩を落とした。
「聖地」ウェンブリー競技場に8万人を超える大観衆が集まった一戦。公式プログラムの表紙を飾るなど注目されたが、疲労の影響もあってプレーの精度を欠いた。それでも多くの見せ場に絡んだ中で、「もう一回あのシーンに戻りたい」と悔やんだのが延長後半の決定機。味方と中央から崩してゴールへ迫ったが、ボールタッチが乱れてシュートを打てなかった。
PK戦の順番は7人目で外したマーチの「次の次くらい」だったという。「もうちょっと何かできたんじゃないかと思う」と責任を背負った。