欧州視察中のサッカー日本代表・森保一監督（５４）が２６日、オンラインでの取材に応じた。ここまで６試合を視察したという森保監督。２３日にはＦＡカップ準決勝のブライトン－マンチェスター・ユナイテッド戦も観戦し、ブライトンのＦＷ三笘のプレーに「非常にレベルアップした姿を見せてくれた」と称した。

　試合はＰＫ戦でブライトンが敗退となったが「前半に良い攻撃を仕掛けていた中で、マンＵが段々対応してきた。後半途中は完全に封じ込められたかなという展開の中、そこから個人と周囲を生かして、もう一回ギアが上がってチャンスメークをできていた」と振り返った。

　６月にはペルー代表、エルサルバドル代表との国際親善試合を控える。「３月の代表戦のように試合に出続けてもらえればいいが、そうでないときもあると思う」と話し、三笘を含めた選手に「自分が戦術だと、それぞれの選手が言えるぐらい、レベルアップしてほしい」と求めた。