バルセロナ 15歳超新星の流出阻止へ全力 現地報道では“レアル介入”の可能性も指摘
サッカースペイン1部リーグのバルセロナが、このほどクラブ史上最年少(15歳9カ月16日)でトップチームでのデビューを果たしたFWラミン・ヤマル(15)とプロ契約を結ぶベく、急ピッチで準備を進めているという。バルセロナを拠点に展開するスポーツ紙、エル・ムンド・デポルティボ紙が1日までに伝えている。
報道によると、バルサ下部組織に所属する同選手との契約は今季限り。現在は元スペイン代表のイバン・デ・ラ・ペーニャ氏が代理人を務めているが、近く大物代理人のジョルジュ・メンデス氏に代わるという。他クラブへの流出を阻止すべく、プロ契約への話は順調に進んでいるというが、地元ラジオ局のカタルーニャ・ラジオによると、話がこじれた場合にはレアル・マドリードが介入する可能性もあるという。
ラミン・ヤマルはバルセロナの本拠地、カンプ・ノウにもほど近いエスプルガス・デ・ジョブレガット出身の15歳。父親はモロッコ人、母親は赤道ギニアの出身。バルセロナでは今季ユースAチーム所属としてスタートし、現在はバルセロナBに昇格しているが、トップチームでの練習に参加している。またスペインU19代表などにも招集されている。