“大阪ダービー”早や会場で大声援!チケット完売!G大阪・宇佐美「勝利をプレゼントしたい、ダービーには1勝以上の価値」

 練習後、取材に応じる宇佐美
 練習後、取材に応じるポヤトス監督
2枚

 J1G大阪がC大阪との公式戦60回目の“大阪ダービー”を翌日に控えた2日、前日調整を行った。チケットは完売し、コロナ禍以降では最多となる満員3万4000人が来場予定。会場のパナソニックスタジアムには早くも約100人のサポーターが集結。練習は非公開ながら、スタジアム周辺には横断幕、応援旗が掲げられ、選手に向け、大声でゲキを飛ばした。

 前節の鹿島戦でも4失点し完敗。10節を終え、わずか1勝、リーグ17位に低迷する現状でダービーを何とか起爆剤にしたい。

 主将の元日本代表FW宇佐美貴史は「(前日に)わざわざ来てくれて、しっかり思いを伝えてくれる人もたくさんいる。勝利をプレゼントしたい。ダービーということで1勝以上の価値がある」と、決意を込めた。

 ダービーはやはり別格だ。「いい思い出は最初、高校3年生の時、勝った試合。あとは1年目で試合に出てないけどベンチ入りして長居で試合を見て、初めてダービーの熱量を知られて、その時の記憶が強い。ダービーってすごいな、と高校2年生の時に思った」

 意地がぶつかる戦いでの1勝はただの1勝ではない。「チームが苦しんでいる状況で、大きな1勝が生まれると、チームにいいものが出てくる。そういう勢い付けをしたい。何とか勝利に貢献したい」と語った。

 過去、ダービーは公式戦59試合で27勝12分け20敗。今季は3月26日のルヴァン杯でドロー。近年は圧倒されることが多く、昨季は1分け3敗。19年9月以降、リーグ戦で2分け5敗と勝てず、現在は3連敗中となっている。

 「苦しんでいるときにダービーで勝つ大きさは4年前(2019年5月)、秋くん(倉田)が点を取って勝ったのは強烈に印象が残っている。1ゴールで勝ち点3以上のものがあって、チームに勢いのもたらすゴールだった」と振り返った。

 高校3年時の2010年5月には先制ゴールを挙げて勝利したのは忘れられない。「思い出深いゴール。状況がこういう状況であしたたくさんの人が入る。あしたゴールして勝つことができれば、キャリアの中でも3本の指に入るような思い出深いゴールになる。そこを目指したい」と、闘志を燃やした。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

サッカー最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(サッカー)

    話題の写真ランキング

    デイリーおすすめアイテム

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス