大阪ダービーはC大阪に軍配!終了間際に決勝弾 公式戦通算60回目、パナスタに3万4517人
「明治安田生命J1、G大阪1-2C大阪」(3日、パナソニックスタジアム吹田)
公式戦通算60回目の大阪ダービーマッチは、C大阪に軍配が上がった。新型コロナ禍以降、パナソニックスタジアム吹田で開催された大阪ダービーマッチとしては最多となる3万4517人が訪れた一戦。チケットが完売していた中、公式戦の通算成績はG大阪の27勝12分け21敗となった。
主導権を握ったのはG大阪だった。FW宇佐美を中心に中央や左サイドから何度も仕かけた。前半23分、宇佐美の左サイドからのFKはゴール左ポストを直撃。4分後には、宇佐美のパスからFWファンアラーノが中央からシュートを放つも、ゴール上へと外れた。
C大阪は28分、DF松田の右サイドからのクロスを、FWレオセアラが頭でゴール右に4試合ぶりとなる今季5得点目をたたき込んで先制した。
C大阪が1-0とリードして折り返した後半。G大阪は11分、左サイドから宇佐美がグラウンダーのパスを送り、中央に詰めていたFWジェバリがスルーし、MFダワンがペナルティーエリア中央やや右からフリーで同点ゴールを決めた。
その後もG大阪が押し気味に進めたものの、C大阪は試合終了間際、左サイドからのクロスを途中出場のFW加藤が頭で決めて勝ち越した。G大阪は1勝4分け6敗、C大阪は5勝2分け4敗となった。
天皇杯、ルヴァン杯などを含めて公式戦通算60回目だった大阪ダービー。リーグ戦ではC大阪が3連勝中で、ここのところ7戦負けなし(5勝2分け)。G大阪がリーグ戦で最後に勝ったのは2019年5月と、ここのところはC大阪が優位に立っていた。
G大阪-C大阪のリーグ戦での最多入場者は、2014年4月12日にC大阪のホーム、ヤンマースタジアム長居で行われた4万2723人。G大阪のホームでは2017年7月29日、3万6177人となっている。