「明治安田生命Ｊ１、名古屋２－２神戸」（３日、豊田スタジアム）

　１点リードで後半アディショナルタイムを迎えた神戸だったが、その後追いつかれ、まさかのドロー決着となった。

　後半アディショナルタイムの表示は５分。同１分に名古屋が選手交代をし、同６分に神戸のＭＦ斉藤が２枚目のイエローカードで退場となった。この際、ピッチから出るまで時間がかかったこともあったが、その後、劇的同点ミドルが決まったのは同８分だった。

　ＦＷ武藤嘉紀は「レフェリー頼むよって感じです」「時間がおかしいですよね。５分でしたよね」と納得がいかない様子。「（同点ゴールを）決められたのは９８分ですよね。おかしすぎて話にならない。もちろん失点してしまったのは僕らの責任なので、文句は言えないけど、おかしいです。悔しすぎて切り替えるのは難しいですけど、やるしかないなと」「最低限という言葉を使えないくらい、きょうは勝つべきだったし勝てたと思う」と振り返った。

　ＦＷ大迫は「きょうしゃべるとレフェリーに文句を言うからやめます」とだけ口にし、苦笑いでミックスゾーンを通り過ぎた。