ナポリ33季ぶりV マラドーナ黄金期以来 指揮官「ナポリの人々にささげたい」
「イタリア1部リーグ、ウディネーゼ1-1ナポリ」(4日、ウディネ)
首位のナポリは敵地でウディネーゼと1-1で引き分けた。25勝5分け3敗の勝ち点80とし、2位のラツィオと16点差に開き、5試合を残して33季ぶりの優勝を果たした。元アルゼンチン代表のディエゴ・マラドーナを擁した1986~87年、89~90年シーズンに次いで、3度目のリーグ制覇となった。
ナポリは前半13分に先制されたが、後半7分にCKの流れからオシメンが右足で決めて追い付いた。リーグ得点王を狙うエースの今季22点目で、必要だった勝ち点を引き寄せた。アウェーのスタジアムに1万1千人、外には5千人のサポーターが駆け付けた。
さらに本拠地では5万人超の大観衆が集まって、スクリーンで歴史的瞬間を見守ったという。歓喜に包まれたスパレッティ監督は「ナポリの人々にささげたい」と語った。