「明治安田生命Ｊ１、神戸３－０横浜ＦＣ」（７日、ノエビアスタジアム神戸）

　首位に立つ神戸は前半４６分、エースＦＷ大迫勇也がＰＫを決めて先制した。ペナルティーエリア内で倒され、自らＰＫを獲得。右足で冷静にゴール左隅に沈めた。２試合連発となる今季８ゴール目で昨季の７ゴールを早くも上回った。

　前半１－０で折り返し、後半は完全に神戸の流れをつかむ。後半７分、またも大迫だ。ＭＦ汰木康也のシュートを相手ＧＫがはじいたボールに反応し、ゴール正面で胸トラップ。右足を振り抜き、ゴール左へ今季９ゴール目を決めた。

　同９分には汰木のラストパスをＭＦ佐々木大樹が冷静に流し込み、２戦連発となる今季４点目でリードを広げた。

　３－０の後半１９分には今夏で退団の見通しとなっている元スペイン代表ＭＦアンドレス・イニエスタが３試合ぶりに出場した。後半３５分にドリブルで中央に切り込み、右足を振り抜いてシュート。ＧＫに阻まれ、ゴールとはならなかったが、会場を沸かせた

　前節３日の名古屋戦（豊田）は試合終了間際に追い付かれ、勝利を逃したが、ゴールデンウイーク３連戦を快勝締め。首位をキープした。