神戸 今季最長出場のイニエスタが去就の話題に言及「将来何が起こるか見守っていければ」「プレーするために集中」

 後半、イニエスタがドリブルで敵陣に攻め込む
 横浜FCに勝利し、サポーターにあいさつするイニエスタ(左から3人目)ら神戸の選手
 後半、シュートを放つ神戸・イニエスタ(左)
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 「明治安田生命J1、神戸3-0横浜FC」(7日、ノエビアスタジアム神戸)

 今夏で神戸退団報道の出ている元スペイン代表MFアンドレス・イニエスタ(38)が3試合ぶりに出場し、今季最長26分プレーした。後半29分にMF佐々木大樹と交代し、キャプテンマークを巻いた。

 同35分にドリブルで中央に切り込み、右足を振り抜いてシュート。GKに阻まれ、ゴールとはならなかったが、会場を沸かせた。絶妙な縦パス、ゴール前でのラストパスでゴールチャンスを何度も演出し、衰えぬ技術で魅了した。

 試合後は取材に応じ、「チームが首位を続けるために重要な勝利だった。自分としてはプレーできたのはうれしく思っているし、プレーできるために、日々の準備を続けているのは変わりがない。プレーできる時を最大限生かしていければと思います」と語った。

 神戸との契約はラストイヤー。去就に関する報道にも冷静。「言えることはあまりない。将来何が起こるかというのは、見守っていければと思う。自分としてはプレーするために準備することに集中して、日々を過ごしていく。そこから誰がプレーするかは監督の判断ですけど、可能な限りいい状態で出られるように準備を続けて、今後何が起きていくかは見守っていければ」と今はチームに貢献することのみを考える。

 取材の最後には自ら切り出し、「メディアの皆さんの注目や、きょうのファンの方々の愛情はすごく感謝していますし、今後も頑張っていければと思う」と、話した。

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