Jリーグ30周年記念マッチのRADWIMPSライブパフォーマンスにラッパー・ZORNも参戦
Jリーグは8日、開幕30周年記念マッチとなる14日の鹿島-名古屋戦(東京・国立)のオープニングセレモニーで実施されるロックバンド「RADWIMPS」のライブパフォーマンスに、ラッパーのZORN(ゾーン)が参加することが決定したと発表した。
ZORN(ゾーン)は「ZONE THE DARKNESSと」の名で10代からさまざまなMC BATTLEで好成績を残し、09年に自主制作1stアルバム「心象スケッチ」を発表。14年に名義をZORNへと改め、21年にはNHKによる東京2020パラリンピック応援企画「Wonder Infinity」に参加。車いすテニス選手・国枝慎吾について書き下ろしている。
ステージではRADWIMPSが制作したアンセム「大団円」を初披露。習志野市立習志野高等学校(千葉県習志野市)吹奏楽部、早稲田実業学校(東京都国分寺市)音楽部合唱班、神奈川県立市ケ尾高等学校(神奈川県横浜市)ダンス部、府中市立府中第四中学校(東京都府中市)合唱部もコラボレーションする予定だ。
RADWIMPS・野田洋次郎「僕は決してサッカー少年というわけではありません。ですが僕が小さい時にJリーグは開幕し、父の影響で試合を何度も観に行かせてもらいました。高校時代の日韓ワールドカップ、毎試合仲間と横浜のパブリックビューイングで応援し、チュニジア戦は大阪長居スタジアムまで観戦しに行きました。翌日声が一切出なくなるまで声援を送り続けたことをまだ鮮明に記憶しています。あの独特のスタジアムの空気、仲間と団結して声を上げる瞬間を人生の節々で味わってきました。選手、そしてサポーターの皆さんと近い魂で響き合う曲が作りたいと思いました。そして今までのJリーグの歴史、さらにはこれから長く続くリーグの物語とずっと寄り添っていける曲でありたいと思いました。5月14日の国立競技場ではこの30年間のJリーグに対する敬意と祝祭を、そして未来に向けた大きな飛躍を込めて演奏させていただきます」。