J1神戸サポ連合 去就問題のイニエスタ情報発信に不満 クラブに異例要請「直接あいさつを」「リーグ戦に集中できる環境を」

 J1神戸のサポーター有志連合が12日、去就で注目の元スペイン代表MFアンドレス・イニエスタ(39)に対する情報発信に関して、同連合の公式サイトで不満を表明し、異例の要請をクラブに対し行った。

 神戸は2023年6月6日、国立競技場でイニエスタの古巣であるスペイン1部リーグ・バルセロナとの親善試合を発表。同戦はイニエスタにとって神戸ラストマッチの可能性がある。同戦により6月7日に予定された天皇杯は14日に変更された。

 同連合は「天皇杯の日程変更やホーム外である東京開催問題、および優勝を目指すリーグ戦への懸念。イニエスタの去就問題が重なる中で、ここに至るまでファン・サポーターへの情報発信が十分でない状況から、以下のようにクラブに要請いたします」と、以下の様に内容を掲載した。

 ① 初優勝を目指す選手たちにリーグ戦に集中できる環境を提供するよう願いたい

 ② イニエスタ選手と神戸の5年にも及ぶ特別な関係の維持、発展を念頭におき残留交渉に全力で取り組んでほしい。それがかなわず退団となる場合、バルサ戦を最終試合とせず、ホームである神戸開催試合でサポーターと直接あいさつの場を設けることを約束いただきたい

 ③ 今回の東京開催によるホームタウンのあり方、リーグ戦初制覇に向けた覚悟を問う声の真意、その心情に寄り添った対応(情報発信)が求められています。地域の人々と一緒に応援する姿勢を大切にし、地域との連携をより一層強化してほしい

 ④ 日程変更を受けた天皇杯対戦クラブの選手、サポーターの来場にあたって快適に過ごせるよう心配りを行うことを願います

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