「明治安田生命Ｊ１、湘南２－４札幌」（１３日、レモンガススタジアム平塚）

　札幌のＭＦ浅野が１ゴール１アシストの活躍で勝利に貢献。チームは今季リーグ戦初の連勝で暫定５位に浮上した。

　同点の後半３０分。ゴール前でボールを受けた浅野が自ら持ち込み、左足を振り抜いてゴールネットを揺らした。「あそこでボールを受けたら自分のこだわってきたプレーをやるだけ。本当にゴールにつながって良かった」と笑顔だ。

　この日は日本代表の森保監督が試合を視察。現在、７得点で得点ランキング２位タイの浅野は日本代表について「代表はサッカー選手である以上、目指さないといけないところ。チームでしっかり結果を残すことをこだわっているので、その先に代表があればなと思う」と思いを語った。

　昨年のカタールＷ杯でゴールを決めた兄・拓磨（ボーフム）に「刺激を受けている」と話す浅野。兄弟での代表入りついては「親にそういう姿を見せてあげたい。そういう日が来ればいいなと思う」と話していた。