J1神戸 イニエスタ フルメニューこなし笑顔でファンと触れ合う 吉田監督、20日・柏戦は「状況を見て考える」
今夏で退団の見通しとなるJ1神戸の元スペイン代表MFアンドレス・イニエスタ(39)が16日、神戸市西区のいぶきの森球技場で柏戦(20日・三協柏)に向け調整し、フルメニューをこなした。この日は公開練習でファン170人が駆け付け、練習後にはサインと写真に笑顔で応じた。
前節13日の広島戦(ノエスタ)は出番なしに終わったが、7日の横浜FC戦(ノエスタ)では今季最長26分プレー。吉田孝行監督は「普通に練習できているし状態はいい。動きもかなりもよくなってきている」と、状態は上昇している。
神戸との契約は今季までで、6月6日にはスペイン1部リーグの古巣バルセロナとの親善試合(国立)も決定。前日には500万円の超プレミアチケット(ペア25組限定)の販売も発表された。同戦が神戸ラストマッチとなる可能性もあり、今後のリーグ戦出場に注目も集まる。
吉田監督は今後の起用に関し、「まずは自分の中でレイソル戦を整理して、ケガ人のこともある。状況を見ながらよく考えてからになる」と状況を見極め、大黒柱の起用を考えていく。