Jリーグが5・7新潟-柏のVAR未実施の経緯を説明 管理会社とドライバー間の連絡行き違いで

 Jリーグは16日、J1第12節の7日・新潟-柏戦(新潟)で運搬ミスでビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)の機材が届かず、VARを実施せず4人の審判で試合挙行したことに関し、経緯の詳細説明を行った。

 通常、VAR機材は試合開始6時間半前に到着し、2時間前までに準備を終える(試合時間によっては試合前日に運搬)が、7日の試合ではJリーグが委託する配送ドライバーの管理会社とドライバーの間による連絡の行き違いにより、予定の車両が新潟へ出発していないことが発覚。代替車を手配しても試合開始には間に合わないことからVARなしでの試合実施となった。

 こうした事態に対して、Jリーグ側は「管理会社とドライバーのメールによる日程調整のやりとりを複数人が共有、確認をする」「車両の移動開始時の報告を義務づける」など4つの対策を決め、10日の浦和-鳥栖戦(埼玉)から新たなオペレーションの運用を開始しているとした。

 また、車両運搬による不測の事態を防ぐために試合映像を1カ所に集める「セントラル方式VAR」を導入する可能性について、Jリーグの窪田執行役員は「回線代は海外に比べて日本は高い。以前に比較検討はされたが、現状比較では効率的であるかとか、費用の高さとかで今のオペレーションが最適ではないか」と説明した。

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