インテル・ミラノ 13季ぶり欧州CL決勝へ 堅守で同国の宿敵・ACミラン封じた
「欧州CL・準決勝第2戦、インテル・ミラノ1-0ACミラン」(16日、ミラノ)
第2戦の1試合が行われ、インテル・ミラノがACミランとの同国勢対決を1-0で制して2戦合計3-0とし、13季ぶりに決勝(6月10日・イスタンブール)に進出した。後半29分にアルゼンチン代表FWマルティネスが決勝点を挙げた。決勝では2009~10年シーズン以来、4度目の頂点を狙う。
持ち前の堅守でACミランを封じ込め、第1戦に続く無失点勝利。「組織的に、アグレッシブに、よく集中して戦った」とインザギ監督は胸を張った。貴重なゴールは前線からの守備でも貢献したマルティネスが決めた。左サイドでパスを受け、近いサイドのわずかなコースを見事に射抜いた。インザギ監督は決勝に向け「われわれは伏兵かもしれないが、サッカーでは何でも起こりうる」と野心を口にした。